妊娠糖尿病の食事管理はどこを注意すればいい?栄養指導を受けて改善したこと
妊娠糖尿病と診断されまず考えたことは「食事は何に気をつければいいの?」「注射打たなきゃいけないのかな?」ということ。(詳細は別のページで紹介しています)
一番の問題は血糖値との戦いです。
1人だったら「食べない」「完全炭水化物抜き」など偏ったことができますが(本当はやっちゃだめです。)お腹に赤ちゃんがいるとそういうわけにはいかない。
ということで妊娠初期と妊娠中期の栄養指導で学んだ内容をシェアします。
栄養指導教室の内容は?
今回学んだ主なことはどの栄養を積極的にとった方がいいのかということです。妊婦さんにとって特に大事な栄養素が鉄分・カルシウム・葉酸。
実際にどんな食材にどのくらいの栄養成分が入っているのか、反対に鉄分吸収を疎外するコーヒーなどの取り方を教えてもらいました。
コーヒー、紅茶、緑茶のタンニンは鉄分を含む食事と一緒にとるのではなく、時間をおいてから飲むのが理想なんだとか。
特に栄養素の中でも注目したいのが葉酸で、鉄分やカルシウムと同じぐらい大事な成分なんだそうです。
「『葉酸』はどのようにしてとるのがいいでしょうか?!」
との質問に妊婦さん同士で話し合いをしましたが、意外とサプリでとっているという人が多かったです。
そんな私も「葉酸」はサプリからの摂取。
ちなみに、妊娠初期・中期・後期とそれぞれ積極的にとりたい栄養素も違いました。
妊娠初期に食べたらいいもの
この頃は完全につわりとの闘いの時期。
日によって、時間によってコロコロと食べたいものが変わるし、食べられるものを食べられる時に食べるというのが基本で、とにかく船酔い状態もずっと続いたので自分が気分良くいれるかを優先に考えました。
吐き気の症状もあり、時にはトイレから出られないぐらいの状態で、食べられない時ももちろんあったので食のコントロールが一切できません。
人によっては入院する妊婦さんもいるから私はまだよかったよね。
糖尿病の先生もこの時期は血糖値よりも食べたいものを優先してくださいとの指導。それでも一食たくさん食べるのではなくちょっとずつ小分けにして食べなさいとアドバイスされました。
例えばカロリーメートしか食べられない時は一気に一箱食べるのではなく、1本ずつ時間をあけて食べて!みたいな。
妊娠中期に食べたらいいもの
中期に入るとだいぶん落ち着いてきますが、胎盤ができる34週あたりぐらいまでは血糖値は上がり続けるらしくそれが上がらないように炭水化物を少なめにタンパク質や野菜を多めに食べることに気をつけてました。
実際に上の記事ではある日の食べたものを写真で紹介しています。
しかし、食事日記提出後に実家に帰り今までの我慢が爆発してかなりの暴飲暴食をしてしまったので、あまりにも厳しい食事制限はやめておいた方がいいと思いました。
人は我慢をするとこんなにも反動で食べてしまうのか!と自分で自分にびっくりしました。
妊娠後期に食べたらいいもの
そして妊娠後期に入った今、血糖値とともに体重増加もしないようにと一食一食が戦いの日々に突入します。
何より怖いのが一度体重が増えると、今までのように簡単に落とせないことです…
糖質を食べるとそのまま体重増加に一直線!結果的に最近、ぐっと体重も増えてきました。
特に悩ませたのが冬ごとに病んでいる「冬季うつ病」です。
パンなどの炭水化物など過食気味となり家にこもりたくなって気持ちもふさぎがちになります。
今まで当たり前のようにできていた食事のコントロールや運動などもできなくなり、野菜が全然食べたくない。そして、なぜだかパンやご飯ものを食べたくなってしまう。さらに、寝すぎるぐらいに寝てしまうという「過眠、過食」の症状が続きます。
一方で鉄分が不足していたせいか氷をものすごく食べたくなったり、急なめまいで立ちくらみする症状も今はちょいちょいある状態。
ということで、妊娠後期に入り食事面で気をつけたいことは
- 体重は簡単には減らない
- 鉄分を積極的にとること
- 食べてすぐ寝たら確実に太る
というこで、赤ちゃんのためになんとか自分を奮い立たせて食べたら運動するの毎日です。
結果的に現在妊娠9ヶ月ですが、ご飯に気をつけながら毎日1時間ほどウォーキングやマタニティビクスなどの運動を食後にするように心がけています。(とは言っても、やはりパンに手が出てしまったり、食後横になってしまったります。)
まとめ
最後まで順調な妊婦さんも中にはいらっしゃるし、私みたいに妊娠糖尿病でずーーーーっと食事に気をつけておかないといけない人もいるので食事に関しては個人差がありますが、それでも鉄分・カルシウム・葉酸はどの妊婦さんも積極的にとりたい栄養素です。
サプリでももちろん簡単にとれますが、ご飯と一緒に栄養をとれたら最高です。
お互いがんばりましょう。