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映画『天気の子』のあらすじや感想は?小説との描写の違いも調査!

7月19日からいよいよ公開の「天気の子」

ですが、一足早く小説で読んでみました。

天気の子 あらすじ
『天気の子』原作小説を読んだ感想やあらすじは?ラストのキーワードは『大丈夫』7月18日に発売された『天気の子』を映画公開前にどうしても読みたくて読んでしまいました。 この小説は映画と同時進行で進んで...

新海誠監督らしさが出ていた内容だなぁとしみじみと思うとともに、なんだかちょっと別の世界に入り込んだような気分にもさせられました。

今回は映画「天気の子」のあらすじや感想とともに小説の描写の違いなども一緒に紹介していけたらと思います。

“やっこ”
“やっこ”
小説もとても読みやすく楽しめました!

映画『天気の』のあらすじは?

天気の子 あらすじ

映画バージョンでは、少女「陽菜」が病室でお母さんのお見舞いをしているところから始まります。

長く降り続く雨の中で、一筋の光に誘われて鳥居にやってきた陽菜。

その鳥居をくぐり晴れることを強く願うと不思議な現象が起こります。

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島から家出して東京にやってきた少年「帆高」。

思った以上に大変な東京の生活が少しだけ苦しくなくなったのは精神的にも肉体的にも参っている時に出会った少女「陽菜」。

天気の子 あらすじ

そして、帆高に対して容赦なく怒り、仕事を与え、食べ物と寝床を与えてくれた「須賀」

天気の子 あらすじ

仕事内容は怪しげなオカルト内容のライターだったけども、それでも「須賀」の姪でもある「夏美」とともに取材や執筆業に勤しむ毎日を送ります。

そんな中で、陽菜の不思議な力(雨を天気にしてしまうという力)を目の当たりにした帆高は、その力を利用して陽菜と一緒に仕事をすることに。

『お天気お届けします』

という仕事も評判も口コミで広がっていきます。

ある日、陽菜は帆高にどうして自分は雨の日でもお天気にすることができるのかという秘密を打ち明けます。

今の自分は「空とつながってしまっている」ということも。

そして、降り続く雨をやませるためには、自分が人柱になってしまうしかないと考える陽菜に対して、東京での一緒の生活を通して陽菜の存在がかけがえのないものになった帆高は雨が降り続いたとしても陽菜の方が大事だと訴えます。

結果的にそのことが天気を変えてしまうことになってしまっても・・・

結局、人柱にならずに現実の世界に戻ってきた陽菜でしたが、陽菜が現実の世界に戻ってきたことで晴れていた空が一気に暗くなり雨はやむことなくそのまま3年間降り続けます。

それでも帆高は陽菜に対しての想いが変わることなく、「僕たちは大丈夫だ」と伝えます。

“やっこ”
“やっこ”
世界も変えてしまうほど人の想いは強いということが伝わってきた物語でもありました。

映画「天気の子」の感想は?

“やっこ”
“やっこ”
アニメなのに本物よりもリアル感がありすぎた街の風景や、雨の情景に目をうばわれました!
“まー”
“まー”
今回も新海誠監督のすごさを思い知らされました。

まず、東京の街並みがリアル!

新宿の街、歌舞伎町、廃墟ビル、漫画喫茶、ルミネなどなど…知っていれば、すぐにその場所がどこなのかわかるような場所が多く出ていて見入ってしまう。

さらに劇中は、雨の情景がずっと続きますが、少女「陽菜」の祈りとともに晴れた世界になっていく瞬間にぐっとくるものがありました

“やっこ”
“やっこ”
雨と晴れのコントラストが言葉にならないほどきれいだった!

本田翼さんの声優っぷりは?

PVでも噂されていた本田翼さんの声優での棒読み。

新海誠監督自身は「良い意味で意表を突かれた」というような予想とは違った本田翼さんの演技を評価されていました。

そんな本田翼さんが声を担当する「夏美」は物語内ではかなりやんちゃで、帆高の味方として活躍します。

個人的にも棒読みの演技が一体映画内ではどうなっているのだろうと思いながら見ましたが…

現実的で、ちょっと冷めてるのに熱くなるとすごいパワーを発揮する「真美」役にいい感じはまっていて素敵でした。

“やっこ”
“やっこ”
ちょっとしたツッコミや、帆高をオートバイに乗せて逃亡する時の叫び声は最高でした!

 

三葉と瀧も「天気の子」に登場!

“やっこ”
“やっこ”
「君の名は。」に出ていた三葉と、瀧も登場して個人的に「おぉ!」となりました。

「君の名は」でヒロイン役だった三葉は、帆高が陽菜のために一生懸命指輪を選んだショップ店員に。

そして、瀧は、お天気になることを依頼されたおばあちゃんの孫として登場!

どちらも素敵に成長して立派な社会人になっていたことに感激でした。

“まー”
“まー”
さすが細かいところまでおもしろいネタを入れてきますね…

他にも勅使河原くんも久しぶりに見ることができ、なつかしい顔ぶれにちょっとほっこりとなりました。

小説の描写とどう違った?

小説は、全体的に直線のようなイメージ。

いろんなエピソードが同じ時間感覚になっているのでどちらかと言うとどこが一番いい場面なのか、どこが作者にとったら見せたいところなのかわかりずらいですが、映画になると、抑揚もあり立体的になったイメージになって見せたい部分や伝えたい部分がダイレクトに伝わってきます。

また、小説ではいろんな比喩表現や、説明など盛り込んでおり、それを読むことで自分の中で情景を思い浮かべ、心情を思い計りながら読み進めていくわけですが、やっぱり、人物が動き出し声優さんが声を吹き込むことで余計な説明が全くなくてもぐっとくるものがあります。

同じ物語でも、印象が全然違っている小説と映画。

今回先に小説を読みましたが、映画の後に小説を読んでもおもしろいかもしれません。

映画「天気の子」見てよかった?

“やっこ”
“やっこ”
めちゃくちゃ見てよかったです!
“まー”
“まー”
確かに今回も見てよかったと思う。

この映画の構想は、「君の名は。」が上映されている時から作られたもので3年ほどの月日を経てできているんだとか。

この物語ができた時に、最初に見せたのが「RADWIMPS」の野田さんで、その物語を読んで作られたのが劇中の最後に歌われている「大丈夫」。

この「大丈夫」がまたいい歌詞で、新海誠監督も当初使う予定はなかったけども、煮詰まった時に改めて聞いてみるとこの物語はこれなんだ!と思えるほどぴったりだったんだとか。

それが物語の一番いいタイミングで流れた時は涙がとまりませんでした。

最後の最後まで誰1人立ち上がることなくエンドロールを見入っていて明るくなっても誰1人言葉を発することなく劇場を後にした感じ。

そのぐらい圧倒的なパワーをもった映画だったな

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