名探偵コナン映画『隻眼の残像』のあらすじや感想を紹介!

すでにこの時期、恒例となっている名探偵コナンの映画。期待を裏切らないアクションと大人でも楽しめるストーリーはいつ見ても楽しめます。

今回も震え上がるほどおもしろかったよ。
名探偵コナン映画『隻眼の残像』のあらすじ
10ヶ月前、長野県警の大和勘助(やまとかんすけ)が雪山で犯人を追っていた。
その近くで何か作業をしている人物を見つけ避難を呼びかけるが、ライフル銃が大和警部の左眼に当たり、直後大きな地響きとともに雪崩が起き大和警部は飲み込まれてしまう。
それから10ヶ月後、国立天文台野辺山では研究員の女性が不審者に襲われる。
場面変わって、毛利小五郎に突然昔の同僚”ワニ”から電話がかかってくる。

その”ワニ”は大和警部が巻き込まれた雪崩事件について調査しており、その事件ファイルに小五郎の名前があったことから会う約束をする。
しかし、待ち合わせしていた時に突然銃声が響きわたり”ワニ”が殺されてしまう。
どうして”ワニ”は殺されてしまったのか?!
そして、大和勘助は雪崩に巻き込まれた時何を見たのか?!
国立天文台野辺山には一体なにがあるのか?
前半のすべてのエピソードが伏線となって後半には1つにつながり、大和勘助の記憶とともに事件が一気に動き出す…そんな話です。

日本社会問題も取り上げられたなんだか壮大なストーリー展開だった!
名探偵コナン映画『隻眼の残像』の隻眼とは?
今回の映画は長野県警が舞台になっており長野県警3人組でもある『大和勘助(やまとかんすけ)』『諸伏高明(もろふしたかあき)』『上原由衣』が登場!

アニメではちょいちょい登場するけど、映画では初めての登場なんじゃないかな?
その1人でもある『大和勘助』の隻眼について詳しく描かれています。
隻眼(せきがん)とは?
① 一つの目。 片目。
② ものを見抜く眼識。
さらにこの映画のタイトルにもある”残像(フラッシュバック)”は、大和勘助が雪崩に巻き込まれた時に記憶をなくしてしまったものの、さらに雪崩に巻き込まれた時にフラッシュバックして犯人のことを思い出すことからきているもの。
今回は毛利小五郎探偵も大活躍しますが、この映画のタイトルからするとキーパーソンはほぼ『大和勘助』なのです。
名探偵コナン映画『隻眼の残像』はアダルト仕立て
そして今回は大和勘助の隻眼以外にも、大和勘助と上原由依との関係についても描かれています。
この映画の裏テーマとして描かれていますが、もともとあまり自分のことを話さないため何を考えているのかよくわからない勘助に対して由依が自分の想いを勘助にぶつけます。
その答えは映画の最後の最後にオチとして紹介されているのでそこまでしっかり見てほしいところです。
その2人にどこまでも冷静で大人な諸伏高明がかなりいいタイミング入ってくれて、ついでに中国故事成語を入れながら事件を解決に導いていきます。
いつもの平次や子供たちが協力して事件を解決してくれる展開に対して今回は、長野県警メンバーを中心とした全体的にアダルト的な落ち着いた仕上がりになっていました。
名探偵コナン映画『隻眼の残像』で毛利小五郎が大活躍!
今回、一番かっこよく描かれていたのが毛利小五郎探偵!
映画『隻眼の残像』内ではなんと1回も!眠ってません!!
(正確に言うと冒頭以外では眠っていません!)
以前一緒に働いていた同僚を殺されて完全に覚醒した毛利小五郎。
この映画内では、得意の射撃で活躍し、(新一の推理に助けられて)犯人を追いつめ、さらに雪崩からコナンを助けるという…
実はものすごくかっこいいじゃないか!毛利小五郎探偵。
「遊びじゃねぇんだ!」という言葉が劇中で何度も出てきますが、今回だけは毛利小五郎探偵の本気の眼差しを見ることができました。
名探偵コナン映画『隻眼の残像』では公安が使われる
そして今回の映画ではコナンの指示によって、公安でもある安室透や、風見裕也が(公安なのに!)お手伝い状態でたびたび情報収集をさせられます。

完全に安室さんと風見さんがコナン君の掌でころがされている感じだった。
「もっと偉いんじゃないのかな?公安って…」と思うほどコナン君の人使いの荒さが今回も目立っており、お願いされるたびに安室さんと風見さんのセクシーな大人の”愚痴”がまた映画にアクセントを添えていて楽しめました。
名探偵コナン映画『隻眼の残像』の感想
はっきり言って今回も震えるほど最高でした。
前回の『100万ドルの五稜星』ではいつものメインメンバーが集結し、流れるようにテンポの良いストーリーとスピード感と最後のアドレナリンでまくりアクションとで個人的に好きなタイプの映画の仕上がり。


女性が監督だけあって、平次やキッドをはじめ登場している男性の魅力的な描き方がうまい!
一方で、今回の『隻眼の残像(フラッシュバック)』では、”フラッシュバック”というタイトル通り、場面ごとに一旦幕を閉じるような進め方で、それぞれの場面のピースを集めながら物語が進んでいく仕上がり。

今回監督はフラッシュバックをかなり効果的につかってるんだって。さらに序盤のセリフが終盤にも複数回あったりするからそういうのを見つけるのもおもしろいかも!
場面ごとの転換がとても多くてその点で違和感を感じたものの、最後のアクション場面ではストーリーと登場人物の連携プレイなどの素晴らしい仕上がりに感激の涙が出たほど。
今年も本当に素晴らしい仕上がりで、また来年絶対見に行こうと思いました。
さいごに
回を重ねるごとに内容もストーリーも充実していておもしろくなっているコナンの映画。
その18作品
- 時計じかけの摩天楼
- 14番目の標的(ターゲット
- 瞳の中の暗殺者
- 迷宮の十字路(クロスロード)
- ベイカー街(ストリート)の亡霊
- 天国へのカウントダウン
- 漆黒の追跡者(チェイサー)
- 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)
- 水平線上の陰謀(ストラテジー)
- 異次元の狙撃手(スナイパー)
- 絶海の探偵(プライベート・アイ)
- 沈黙の15分(クォーター)
- ゼロの執行人
- から紅の恋歌(ラブレター)
- 純黒の悪夢(ナイトメア)
- 黒鉄の魚影(サブマリン)
- ハロウィンの花嫁
- 緋色の弾
はもちろん
- アニメ(今回登場した長野県警エピソードも)
- 特別バージョンアニメ
- 小栗旬さんや溝端淳平さんがコナン役を務めたエピソード
などが一気に見れるのが【hulu】。
ぜひ今回の名探偵コナン映画『隻眼の残像』の長野県警エピソードを見て予習したい方もhuluでチェックしてみてね。
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