名探偵コナンの映画のタイトルが難しい!【五稜星】って本当にあるの?

名探偵コナン映画 100万ドルの五稜星
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2024年4月12日から公開されている映画『名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)』をさっそく見てきた感想と今回も難解な漢字になっている理由を推理していきます。

yacco
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「真実はいつもひとつ!」だよ。

映画『名探偵コナン100万ドルの五稜星』のあらすじは?

名探偵コナン映画 100万ドルの五稜星
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一言で言うと、刀をヒントに宝探しをする物語。

怪盗キッドから『斧江財閥3代目当主・斧江拓三がもっている刀を頂戴する』という予告があり、偶然函館にきていたコナンや、毛利小五郎たちが警備に参加することになった。

しかし、今回怪盗キッドが狙っている刀は特別なものではない。
それなのにどうして怪盗キッドはその刀を盗もうとしているのか。
そして、刀にはどんな秘密があるのか?!怪盗キッドとともにコナンや平次たちがその謎にせまっていきます。

そして、ちょうどその頃函館で行われる平次の剣道大会に応援にきていた和葉。
たまたま大会が開催される会場内で居合の練習をしている男性(福城聖)とひょんなことから知り合いになる。その男性は和葉に興味をもち声をかけるが、そこに平次がやってきて…

今回の映画は、コナン&怪盗キッド&平次の3大人気者が大活躍する推理あり、ラブストーリーあり、笑いあり(今回は毛利蘭ちゃんのかわいさと泣きに笑いました。)の中身がぎゅっとつまった内容です。

映画『名探偵コナン100万ドルの五稜星』の感想

映画コナン サントラ

まず1番印象に残ったのが音楽
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今回の音楽を担当されたのが、前回の『黒鉄の魚影(サブマリン)』を担当した菅野祐悟さん。インタビューによるとテーマの1つでもある土方歳三の刀剣の『和』の世界を取り入れた音楽になっているということで、和太鼓・尺八・三味線が見事にコナンと融合した音楽によって今までの映画の世界観とは全然違うものになっていました。

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菅野祐悟さんは、2022年『ハロウィンの花嫁』や2023年『黒鉄の魚影(サブマリン)も担当しているすごい人だよ!

そして、ストーリー。

原作を決して超える内容ではないものの、ドキドキの恋の行方や、ちょっとびっくりした真実も最後に知ることができ全部の謎がきちんと解明されてこちらもスッキリ。

一方で、「ミッションインポッシブルか?!」と思わせるようなアクションや、「それはない!」とツッコミを入れたくなるコナンのふっきれた演出は「映画ではこうでなくっちゃ!」と大人でもワクワクできる内容に。

加えて、平次や沖田総司の剣道アクションのかっこよさ!

さらにさらに、大岡紅葉と伊織のまるでずれているのにしっかりと北海道の紹介とストーリーのポイントを押さえてくれているグッジョブな行動。

さすがコナンです。ただただ楽しく見ることができました。

映画タイトルの気になる読み方【五稜星】ってなに?

さて、今回気になったのが映画のタイトル。
毎回コナンの映画ではタイトルが一つの推理のヒントとなっていますが、それもあってか大人でも全然読めない。

今回も『五稜星=みちしるべ』って…

五稜星って?

調べてみると五稜星(ごりょうせい)」というのは実際に北海道でよく見かける赤い星マークのこと。

名探偵コナン映画 100万ドルの五稜星

北海道の代表的な建物でもある時計台(旧札幌農学校演武場)や、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)、国指定重要文化財「豊平館」などの外観で見つけることができ、北海道開拓使のシンボルマークです。

映画『名探偵コナン100万ドルの五稜星』の五稜星の意味は?

ここから少しネタバレになってしまいます。(なので、これ以上知りたくない方はそのままこのページを閉じてくださいね。)

このタイトルの五稜星がどうして”みちしるべ”となっているのかというと、映画内で”五稜星”が隠された宝の指標になっているからです。

今回の映画の中でポイントとなるものが北海道では桜の名所として有名な『五稜郭』や、宝探しのヒントとなる刀剣に隠されている星や月などのマークです。

特に「五稜星」の赤い星のマークは物語の随所随所でかなりのキーワードとなっています。

そして、そのマークなどをヒントに宝探しを開始し、五稜郭へ行き、最終的に宝がある場所だとわかったのが100万ドルの夜景が見れる『函館山』。

そう、100万ドルの五稜星の100万ドルは100万ドルの夜景が見える函館山のことを言っており、五稜星はまさにそこに行くまでのみちしるべになっているということなのでした。

名探偵コナンの映画版タイトルはどうしていつも読みが難しい?

ちなみに、名探偵コナンの歴代映画は毎回タイトルが難しく、今回のように日本語の時もあれば、漢字で表記されているのに英語の場合もあります。

その中でも絶対読めない代表的な映画を紹介すると…

2023年探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)
2019年名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)
2017年名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)
2016年名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)
2014年名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)

言われれば「なるほどなぁ」と思いますが、何も知らなければ絶対読めません。でも実際に映画を見てみると読みが難しいものは二重の意味が含まれており見終わると必ずその意味がわかるようになっています。

探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)の意味は?

2023年に公開された『探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の「魚影」と書いてサブマリン。
もともと『魚影=ぎょえい』で、水中を泳ぐ魚の姿のことを意味します。

この映画では『海の中』と『組織の巨大な潜水艦』がキーワードです。
この潜水艦内でもいろいろと事件が起こりコナンたちが大活躍しますが、『潜水艦=(英語で)サブマリン』ということで、ダブルミーニングがついたというわけです。

名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)の意味は?

2019年に公開されたのが、『紺青の拳(フィスト)』。

この映画内で怪盗キッドが狙っていたのが”紺青の拳(フィスト)”と呼ばれるビッグジュエルです。そしてもう一つの意味はこの映画で大活躍する京極真さんが戦うスタイル=空手にかけての意味が含まれています。

こうしてタイトルを見てみると、タイトルはかなり工夫してつけられているなということがわかります。

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映画公開前後はhuluで全話見れるようになっているよ!

まとめ

映画名探偵コナンのタイトルは確かに難しくはありますが、実際に映画を見てみるとじっくりと考えられて作り込まれている内容に大人でも納得させられとてもおもしろいです。

今回も、『五稜星』と書いて『みちしるべ』でしたが、このタイトルにしっかりと物語のおもしろさのヒントが隠されているのでタイトルだけでいろいろ考察できるのがまたコナンのおもしろさでしょうね。

(ちなみに、2025年のコナンの映画は雪山で毛利小五郎がなんか苦しんでいた声が聞こえました。2025年のGWに公開予定とのことですが、ぜひまた見に行きたい。)

今回の別ネタはこちらから

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ブロガー兼イラスト書き・日本語教師・タロット占い
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