ある日のこと…
ちょっと本当に黙ってみてみてよ!
とそっと差し出された動画が『オッドタクシー』。
主人公のセイウチをはじめ、うさぎや、アルパカが出てくる楽しい(そしてつまらない)アニメなのかと思ったら…
13話まで一気に見て、さらに2周見た!
とにかく面白くていろんな考察が楽しい最高のアニメでした。
4月1日には『オッドタクシー』の映画もありますし、たくさんの方にこの素晴らしいアニメを見てほしい!ということで…
今回『オッドタクシー』アニメバージョンの復習をしながらこのアニメの素晴らしさもお伝えしていければいいと思っています。
これから先はネタバレになるので、楽しみにしている人は見ないでください!
『オッドタクシー』相関図
『オッドタクシー』ではとにかく登場人物が多いです。
そしてそれぞれがちょっとずつ絡み合って複雑。
特徴のある動物ばかりでてきますが…私は2回見てやっと把握できました。

『オッドタクシー』3分でわかるあらすじ
私の夫もそうでしたが、作った方々でさえなかなか一言で『オッドタクシー』のあらすじをいうのは難しいと仰ってました。
いろんなところに伏線がはりめぐっていろんな動物たちがそれぞれに絡んでくるので本当に難しい。それをかなりの力技で説明させていただきます。
事件は、女子高校生の行方不明から始まる。
実は同じメンバーの和田垣に殺され、二階堂や山本(その協力者でもあるヤノ、関口)に海に投げ捨てられていた。
そして、それを隠すように和田垣が三矢になりきりミステリーキッスはデビューの道へ進んでいく。
しかし、その高校生を乗せたかもしれないタクシー運転手小戸川が事件に巻き込まれ最終的にはドブに協力しながらドブとヤノの対立を利用して両者を成敗しようと画策する。
そんな中、小戸川がぶつかったせいで大切なゲームのアイテムをなくしてしまった田中。そこから小戸川へ復讐が始まる。
田中の復讐をかわし、ドブとヤノの計画を利用して本当の正義を手に入れようとした小戸川だったがヤノとのカーチェイスの末、海に転落してしまう。
小学生の時に両親が無理心中しようとして海に落ちたように…
海に落ちてから脳の機能がおかしくなり全ての人間が動物に見えてしまうようになった小戸川は再度海に落ちたことにより脳の機能が戻りもとの人間の世界に返ってくる。
そして、影で資金援助してくれた黒田を通して交通維持育英に恩返しすることを決める。
小戸川を中心にあらすじを書きましたが、本当はもっといろんなエピソードがありそれがからみあってものすごい嵐を引き起こしています。
『オッドタクシー』最終回はどうなる?
『オッドタクシー』は、アニメと並行してオーディオドラマが繰り広げられていますが、とりあえずアニメの最終回13話では、全ての伏線がつながります。

- 行方不明の高校生三谷を殺したのは和田垣だった。
- 三矢が殺された後、二階堂が発見しそれを隠蔽しようと山本やヤノが海に沈めた。
- 小戸川を援助していたのは黒田で、その援助金はヤノやドブたちから徴収しているお金だった。
- 小戸川の家の押し入れにいたのは猫だった。
- 小戸川が人を見分けられるのは脳の機能で人間が動物に見えるからだった。
人間が動物にみえていた小戸川は、人が人に見えるようになった時にタクシーに乗せたのが和田垣です。
和田垣は、口封じのために小戸川のタクシーに乗ろうとするところで終わります。
ちなみに、小戸川は人が動物に見える世界から、人が人に見える世界になってからあまり時間が経っていないので和田垣のことを和田垣だと認識していません。(動物の世界では和田垣は猫でしたもんね。)
さて、小戸川は無事なのか?!
ってところでエンディングでした。
きっとその後のことが映画ではわかるのではないかと期待しています。
