並木良和著『最高の死に方をするための最高の生き方』あらすじやレビュー&感想

並木良和著『最高の死に方をするための最高の生き方』
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このページでは、2022年に出版された並木良和氏の『最高の死に方をするための最高の生き方』のレビューや感想を紹介します。

『最高の死に方をするための最高の生き方』は読んだ方がいい?は読んだ方がいい?

これから紹介する『最高の死に方をするための最高の生き方』ですが、この本は絶対読んだ方がいいです。(本当に!)

この世に生まれた私たちは「死」というのを避けられません。

先が見えないことだからこそ怖いし、「死=マイナス」のイメージを持ちがちです。しかしこの本を読んだだけで、まず「死」についての価値観が変わります。

さらに、「死」を意識するからこそ今一瞬一瞬を愛おしく思い、いまこの瞬間を集中して生きようと思えます。

yacco
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私はこの本を読んでいる時に自分の使命についてフッと思い出しそれに向かって進めるようになったよ。

やさしく語りかけるような文章ではありますが、その内容は核心をついているのでスピリチュアルにさほど興味がない人でも何か感じるものがあるはずです。

『最高の死に方をするための最高の生き方』のあらすじ

死んだら終わりではありません。」というところからこの本は始まります。

むしろ「死」は始まりであり、私たちは何度も「死」を経験しているベテランなのだそう。

そして、肉体を脱いだ後は「霊界」という世界に渡り、新しい肉体をもって生まれ変わるまでの間を過ごすのだそうです。

ただ生まれ変わると、私たちはすっかり「霊界」のことは忘れてしまってまた「死」についてはネガティブな感情に包まれるとのこと。

では「死後」の世界に待っているものはなんでしょうか。

「死後」の世界とは?

この著者の並木良和氏は、死後の世界を覚えておりその詳細をこの本では細かく紹介しています。

まず、肉体を脱ぐことは(死後)故郷に帰る感覚で、その時に自分の一生を洗いざらい振り返るチャンスをもらいます。

特に人生のなかで大事な選択を迫られた局面はクローズアップされ、検証。

もし、その時に何かの理由で(勇気がなかったり、対面を気にしていたりなど)チャレンジしなかった場合は「本来はこれを体験するために生まれ変わったのにそれをしなかったね」と指摘されることに。

その後、魂の成長に合わせて案内され、その時の自分の波動に合う人たちが集まっている中で過ごすことになるそうです。

この時、自分と波長のあう人しかまわりにいない上に、イメージしたものはすぐに形になるような世界なのでストレスや摩擦もなく楽しいの連続とまさに天国。

どうしてまた生まれるの?

「天国」を堪能しているとそのうちガイドに肩をたたかれ「この世」に生まれ変わることになるわけですが、どうしてこの世に何度も何度も生まれ変わるのかというと…

それは「やり残したこと」「後悔」があるから。

このやり残したことをやり直し、成長するために私たちはまたこの世に生まれるのだそうです。

この世とあの世の違いは「この世」はコントラストに満ちているということです。例えば、善と悪、良いと悪いなど、このコントラストを十二分に体験していくことが魂の成長につながります。

そして自分自身の魂の成長を通し、マスターソウル(魂の大元)に学びの成果を提供するという大事な役目をも持っています。

私たちのいろいろな経験を通して、マスターソウル全体がレベルアップ、そして宇宙全体の進化・発展・向上・拡大につながるというわけです。

どう生きればいいの?

では「死後」を知った私たちがこれからどう生きればいいのかというと、毎日「もうこれでおしまい、今日が最後」という意識で生きることが大事だと並木氏は言っています。

「今に集中すること」「自分に集中すること」がポイントです。

今に集中するには、すべてを意識的にやってみることが大事なんだそうです。反対に今を疎かにすれば不完全な今の連続で人生が作られてしまいます。

そして、自分に一致しない限り人生がずれていくのだそうです。反対に自分軸を取り戻して心の感覚に行動を一致させることで周りも変わり始めます。

人生を変えたいと思った時は、まず自分の扱い方を徹底的に変えることです。

「私は価値があり、愛されている存在なのだからもっと自分のやりたいことをやるべきだし好きだと思うことをやっていいはず」

そうすると必ずそれが反映された現実を体験することになります。

さらに、本書では自分の魂に心を一致させるにはどうすればいいのか詳細に解説されており、今の人生を最高にする心構えもしっかりと紹介されています。

『最高の死に方をするための最高の生き方』の感想

タイトルを見て「えっ?」と思いましたが、内容を読んでみると「死」「死後」を知ることで今の自分の生き方について深く考えるきっかけになりました。

同時に、冒頭でも紹介したように私が今世で「やり残したこと」や「体験したいこと」を読んでいる中でハッと気づくきっかけにもなった本でした。

そのハッと気づいたことをやり切れたら「今世最高!」「地球に生まれてよかった!」と万々歳で「死」を迎えることができるかもしれません。

それはこれからの私の行動次第です。

『最高の死に方をするための最高の生き方』のまとめ

ちなみに今世でやりきって「今世だけで十分やりきった次は地球に生まれ変わってこないぞ」と思って「死」を迎えたとしても、地球以外にもいく次元があるようで成長はまだまだ続きそうです。

ただ、この地球での人生を十分に生き切ったとしたら地球よりもさらに豊かなところへ転生する可能性があるというから、やはりお互い自分の人生を最高にするために「自分に集中」「今に集中」「魂に集中して生き抜きましょう!

さいごに

すでにご存じかと思いますが、並木良和氏はたくさんの本を出版しています。今回の内容が気になった方は下記の本がキンドル版でセールになっているので気軽に読むことができます。

本の内容は、毎日のように起こっている悲惨なニュースにも振り回されない「心の置きどころ」を紹介した本です。

イラストを交えてわかりやすく解説されているのでとても読みやすい上に、読んだ後はエネルギッシュな自分に気づけるはずです。

気になる方はクリックするとサンプルを読むことができます。

ABOUT ME
yacco
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ブロガー・ヒーラー・占い師時々イラスト描き
40代で1児の母となりました。ブログでは子育てに関することをはじめ自分が経験した悪いこと・良いこと・失敗したこと・楽しいことなどを福岡から発信しています。こちらのブログ運営以外にヒーラーとして活動していたり、タロット占いも少し嗜んでいます。
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